

mp3やFLACなどの映像や音楽をスマホで視聴していると不満を感じることはないでしょうか。
DAPを使うことでそのストレスを解消できる可能性があります。
この記事ではスマホユーザーがDAPを使うメリットとその最大化方法を紹介します。
長時間バッテリーが切れない

スマホで映像や音楽を視聴するときに不満になりやすいのがバッテリーの問題です。
スマホはバッテリーの容量が抑えられていて、音楽を流したままだと朝から晩までバッテリーがもたないこともよくあります。
DAPを使うとこの問題を解決できるので詳細を確認してみましょう。
スマホの代わりに使えばバッテリーの負担が分散
スマホで映像や音楽を再生しなければ実はそれほどスマホを使っていないという人も多いでしょう。
その分のバッテリーの負担をなくしてしまうことができれば実はスマホが二日以上も充電しなくて大丈夫ということもよくあります。
DAPを手に入れるメリットは映像や音楽の視聴はDAPを使うようにすることで、スマホのバッテリー負荷を減らせることです。
スマホは通話やメール、アプリなどの専用機として使えるようになるため、長時間利用できる可能性が高まります。
長時間再生可能なモデルを選ぶのがコツ
バッテリーの問題を解決できるメリットが大きいと感じるスマホユーザーはDAPの機種選びに気を付けましょう。
スマホのバッテリー不足で困っているなら毎日かなり長時間映像や音楽を視聴している場合が多いからです。
それに耐えられるほどのバッテリーを持っている長時間再生可能なモデルを選ぶのが大切です。
最大30時間から45時間にわたって連続再生可能なDAPもあるので候補にしてみましょう。
充電時間の考慮も必要
長時間再生可能なモデルを選ぶときには充電時間の考慮も必要です。
USB 2.0 Type Cのコネクターであれば大容量バッテリーでも3時間くらいで充電が可能な場合がほとんどです。
充電する電源側もハイスペックのものを選ぶのが大切なので、合わせて調達するようにしましょう。
画質と音質が高い

スマホユーザーがDAPを手に入れるメリットとして画質や音質が高いことも挙げられます。
カメラとしても使われるようになって画質についてはほぼ同等になっているものの、音質についてはDAPが勝るのが一般的です。
このメリットを活かすためにはどういう工夫が必要なのでしょうか。
音楽の再生専用だから高音質
デジタルオーディオプレーヤーの略がDAPなので、DAPはもともと音楽再生を目的として開発されてきた機器です。
その影響で音質にこだわりを持っているのがDAPのメリットです。
スマホにはハイレゾ対応のものがまだ少ないですが、DAPではハイレゾ対応が標準的になっているので高音質が期待できます。
ただし、機種によって強みが異なるので選ぶときには注意しましょう。
重低音がしっかりと響く機種もあれば、高音も割れずに入り込んでくるような音質を持っている機種もあります。
どういう音楽を聴きたいかによって選ぶと満足度も高くなるでしょう。
イヤホンやヘッドホンの選定も重要
高音質のメリットを活かすためにはDAPの機種だけでなく、音楽を聴くためのイヤホンやヘッドホンも選定することが重要です。
音質は出力部の品質によって大きく左右されることになります。
インピーダンスが高いイヤホンやヘッドホンを選ぶのが肝心です。
一般的なインピーダンスは50-300Ωになっていて、数字が大きいほど高音質に対応できます。
目安としては150Ω以上、こだわりがあるなら300Ω前後がDAPの音質を活かせるのでおすすめです。
大容量のファイルを入れられる

スマホにmp3やFLACのファイルを入れていくとすぐに容量が足りなくなってしまいがちです。
DAPを使うと容量に関する問題も解決できるメリットがあります。
この観点ではどんなことに留意するとメリットが大きくなるのでしょうか。
スマホと競合しないのが容量を確保できる理由
スマホと合わせてDAPを使うことで容量の問題を解決できるのは両者を競合させないことができるからです。
スマホに入れていた映像や音楽のファイルはDAPに移してしまうのが最も重要になります。
そうすることでスマホは写真やアプリなどに特化して使えるようになり、容量に余裕が生まれるのです。
本体ストレージの確保が重要ではない
DAPに大量のファイルを保存できるようにしたいときにはストレージの確保が必要になります。
ただ、本体ストレージの確保はそれほど重要なことではありません。
DAPはmicroSDに対応しているのが一般的なので、microSDを使うという考え方を持つのが無難です。
大容量のmicroSDを使えるだけでなく、複数枚同時に使用できる機種もあります。
複数枚使えると組み合わせ方で視聴できるファイルが変わるので、長時間再生をしたい人には特にメリットが大きくなります。
基本的には本体ストレージとmicroSDの対応容量の合計が大きいものを選ぶのが得策です。
まとめ

スマホユーザーがDAPを使うとバッテリーがもたない、音質が悪い、ストレージが足りないという問題を解決できます。
DAP本体やイヤホンなどの周辺機器の選び方に注意してメリットをできるだけ大きくしましょう。